人気ブログランキング | 話題のタグを見る

懐かしい感覚

コンサルやってた頃、同僚の誰かが言っていた。
「段ボールに上からどんどん詰め込まれているけど、
下からどんどん抜けていく感じ」
最近、久しぶりにこの感覚を味わっている。

全部抜けていくわけではないけれど、入ってきた全てをじっくり考えて消化し、
糧にしていくというにはほど遠い。
それでも日々消化できる量にしぼってマイペースで学ぶよりも、
何倍も何かを得ていると思える感じ。
満足感と焦燥感のミックスした感覚である。

こういうのは結構好きだ。

そして、そんな忙しい状態なのにブログを書く行為。
これを「現実逃避」と人は言う。
# by eriko_takeiteasy | 2013-06-04 03:15 | めり-気楽に

微積、初活用

生まれて初めて、タンジェントを実際に活用してみた。
単なる「やってみた」ではなく、ちゃんとお仕事です。

衛星に搭載するカメラの視野角と、衛星の高度から、刈り幅(Swath)を算出。
超感動!!

ついでにSwathをピクセル数で割ると、分解能(GSD)になる。
そっか、確かにそうだよな。
SwathやGSD(分解能)だけ伝えるより、カメラの視野角と高度を伝えた方が、
高度が変わっても再計算すればよいから、便利というのも納得。

サインコサインタンジェント、って呪文にしか聞こえず、
「で、それが分かって何か楽しいの?」と思ってしまった高校時代。
こういう実際の使い方を教えてくれていれば、
もっと興味を持って、数学を放り出さなかったかもしれないのに、と思う。
# by eriko_takeiteasy | 2013-05-30 00:59 | はり-仕事がらみ

体力勝負!

社会人大学院生をこなせるかどうか、の判定指標のうちの大きなひとつは、
きっと「体力」に違いない。

こんなあたりは、ちょっとコンサルファームと似ている。
能力はすごく高いのに、体力的についていけなくて辞めてしまう人もいたからなぁ。
まぁ自分は体力とか徹夜耐性とかは割とあるほうなので良いけど。
脱落者が出ない事を願う限り。

ま、体力なくても、効率とか見切りとか色々でなんとかできるのかもしれんけど。
# by eriko_takeiteasy | 2013-05-15 04:51 | めり-気楽に

お金のない生活(某SNSより転記)

今日までの成果(?)をメモ。

大学でのランチ → 学生さんに奢ってもらう
出先で見つけた美味しいお菓子 → 連れと合流できずゲットできず・・・
友人にもらったお菓子を他の人にお裾分け → 申し訳なく思われて、別のお菓子をもらう
水筒 → 倒れないために必須
デパート → 何にも面白くない
友人との食事 → 奢ってもらう前提なので、食べたいメニューを主張するのに気が引ける

なんというか、自由を奪われた感じですな。

以下、転記。
-------------
大学院の授業の一貫として、今日から一週間、お金のない生活に突入です。

財布から現金とクレジットカードを抜いてスタート。
唯一の例外は、Suica内の残高を交通費として使うこと。
あとは家の在庫、人々の善意、過去の貸しを頼って生き延びます。
借りておいて来週返す、というのは、なんか違う気がするのでアウト。

「自分の生活に不可欠なもの」を断つことによって、何かしらの気付きを得よ、というお題なので、同級生たちも断つものはそれぞれ。

さて、一週間後、みんなどんな真理にたどり着いているやら(笑)
# by eriko_takeiteasy | 2013-05-09 06:20 | めり-気楽に

統計学がホット?(某SNSより転記)


留学時代には演劇を専攻していたけれど、演劇もある意味統計学を使っている。
例えばおばあちゃんの役をするとしよう。
役者は「よくあるおばあちゃんの行動、服装、発言ってどんなだろう?」と考え、
観客も持っているであろう=統計的に可能性が高い、おばあちゃん像を演じるのだ。
そんなわけで、私の中では社会学も演劇も結構同じラインの話なのである。
さて、というわけでまた転記。

---------
最近見かける「統計学が最強」とかいう宣伝文句を見て、感じる事。

私の大学時代の専攻は社会学である。
就職面接などでも「社会学って何をする学問?」とまま聞かれる事があったので補足しておくと、
経済学や物理学や文学といった学問が「何を見るか」の学問だとすると、
社会学は「どう見るか」の学問だと思っている。
縦軸の学問というよりは、どんな縦軸の学問でも研究対象とできる横軸の学問、である。

必修科目以外は社会学系の授業を一切取らない不真面目学生だった私の個人的見解ではあるが、
社会学のおおまかな研究の進め方は、
1. 世の中の事象や、ある程度の信頼性がある理論を元に、仮説をくみ上げる
2. その仮説を検証する為に、証明しなくてはいけない因果関係を特定する
3. 因果関係が成り立っているかを、定量的に調査する
というステップである。
この3.は、まさにカイ二乗検定やら有意水準やら帰無仮説やらという専門用語に囲まれた統計学の世界だ。

昨今見かける記事の中では、3.だけがクローズアップされている感がなんとなく気持ち悪い。
確かに3.を身につければ、誰かが出してきた仮説にケチをつけることはできるだろう。
また、自分に都合がいい仮説に引きずり込むように、それらしいプレゼンを作ることもできそう。
でも、1.2.もできなくては、単なる批評家でしかなくて、なんだかとてももったいない気がする。
# by eriko_takeiteasy | 2013-04-30 06:11 | めり-気楽に